ご法事の手配とスケジュール
■約6~3ヶ月前 お日取りの決定・会場の手配 法事は故人の命日に行うのが理想ですが、命日の前であれば1ヶ月前から行うことが出来ます。まずは気軽にご相談ください。 |
■約2ヶ月半前 会食形式の検討 会食形式には大きく分けて着席と立食の2つの形式がございます。 【着席形式】 着席形式は会場内が整然とし、儀式にふさわしい厳粛な雰囲気の中で法事を営むことが出来ます。 【立食形式】 立食形式は席順を決める必要がなく、食事をしながら招待客同士が自由に歓談できる和やかな雰囲気が特徴です。 また設定時間内に出退席することが可能なので、多忙な方にもご出席いたくことが出来ます。 |
■約2ヶ月半前 案内状の作成 案内状は法事当日の約2ヶ月半前から作成にとりかかり、1ヶ月半前には招待客のお手元に届くように発送します。 案内状に必要な、封筒、招待状、返信用ハガキ、会場の案内地図、駐車券、宛名書きなどは 全て当ホテルでご用意できますのでお申し付けください。 |
■約2ヶ月半前 祭壇・遺影・献花の検討 【祭檀】 祭壇は献花、フレームデコレーション(遺影の額飾り)、献花台の組み合わせで構成いたします。 当ホテルではお客さまのご希望と法事の規模、会場の広さなどを考慮して、故人を偲ぶのにふさわしい祭壇をご用意いたします。 【遺影】 遺影は法事の中心となります。使用する写真や遺影の大きさなどは、会場の広さ、法事の性格などを十分考慮してご検討ください。 また法事では額部分を花で飾るフレームデコレーションを施すことがきます。法事当日の5日前までに遺影をお持ちください。 【献花】 当ホテルの法事では、故人のお供えとして焼香の代わりに献花を行っていただいております。 他所での法要で焼香を済ませている場合は、会場での献花は行わないこともございます。 ~献花の仕方~ 献花は故人が手にするという意味で、花の根元が祭壇に向き、花の方が手前に来るように供えます。 一般的には施主が最初に供えますが、当ホテルであらかじめ献花台に1本供えさせていただいております。 ~献花に使われるお花~ 献花に使われるお花は白か黄色の菊が一般的ですが、故人が生前に好んだ花や、白いバラ、カーネーションなどを 使うケースも増えております。ご希望のお花がございましたら、事前にお申し付けください。 |
■約2ヶ月半前 引き物の手配 法事の引物にはお茶や海苔、シーツ、タオルなどが一般的です。 当ホテルでは、その他に引菓子としてよく使われるクッキーなどの品も豊富にご用意しております。 法事では婚礼のように記念として後に残るような物を用いないのが通例です。 のし紙は黒白、あるいは銀一色の水引きのあるものを用います。 表書きは「志」、「祖供養」が一般的です。 |
■約2週間前 席順の決定 着席形式の会食の場合は、主賓客が中央上座を占め、祭壇に向かって左右に序列が決められます。 血のつながりの濃い遺族や親戚は末席となります。 また僧侶が出席する場合は、僧侶が一番上座に座り、挨拶(法話)の順番も僧侶を最優先とします。 |
当日の進行スケジュール
献杯の後、会食を行い、閉会の前に親族代表が挨拶を述べます。
最近では故人にちなんだスライドやVTRの上映を行ったり、会食中にBGMを流したりするケースも増えていますが、法事から逸脱した内容の演出は避けるようにした方が無難です。
また法事の進行をスムーズに行うため、プロの司会者に依頼するケースも多くなっております。
当ホテルでもご依頼があれば承りますので、お気軽にお申し付けください。
その他
■受付備品
黒本、名刺受け、芳名帳、硯、筆、サインペン、テーブル番号札、来賓用胸章、メモ紙、筆記用具などは全て当ホテルにてご用意いたします。
■記念品
立食形式の場合、お開き口で記念品をお渡しします。着席形式の場合は当ホテルの会場係が皆さまのお席にお配りいたします。
■記録
当日の会場での写真撮影やビデオ撮影など承ります。お気軽にお申し付けください。
法事・お別れの会・偲ぶ会の意味としきたり
1.法事とは ■法事と法要の違い 法事と法要は、どちらも三宝(仏・法・僧)を供養することが最も大切とされている 仏教の「三宝供養」に由来するもので、基本的には同じ意味です。 死者の冥福を祈り、霊を慰めるために忌日や命日に行う行事のことを言います。 一般的には寺院などで儀式のみを行う場合を「法要」と呼び、 寺院などでの儀式と、その後の会食を合わせて行う場合を「法事」と呼んで区別することが多いようです。 ホテルなどで会食を主として行う場合は、通常「法事」という言葉を使用しています。 |
2.お別れの会・偲ぶ会とは |
3.宗教による法事のしきたり |